【転生したらスライムだった件】16巻ネタバレ注意!

魔王となったリムル

魔王となったリムルはクレイマンを叩くことに決めました。クレイマンはミリムを使って友好国であるユーラザニアを滅亡させたり連合軍襲撃の際にミュウランを操り被害の拡大を目論んだりといろいろ暗躍していてリムルはこのクレイマンを許すことができないと言いソウエイにクレイマンに関する情報を集めさせます。

ヴェルドラの復活

そしてついにリムルが1巻で取り込んだヴェルドラの“無限牢獄”を解除する時が来ました。リムルが魔王になったりこれまでの行動などはヴェルドラも覗き見していたようで今の状況を伝えてもあまり驚きがない様子。

ちなみにリムルが多くの者に名付けをしてましたが実はここで本来であれば足りなかった魔素をヴェルドラから奪っていたことが明かされます。その結果“無限牢獄”からの開放が遅れるかと思っていたようですが結果としてはそうはなりませんでした。

今のヴェルドラは実態があるわけではなく魂だけの存在でこのまま放置するとヴェルドラのエネルギーが拡散してやがて消えてしまうそう。消えても復活はするもののその時記憶も曖昧になってしまうためリムルは自身の分身体を作りそれを依り代としてヴァルドラは存在することになりました。

竜ですがリムルの分身体を依り代としているので見た目は人間です。ただかなりリムルの女性的な姿ではなくかなり男性的な姿となりました。

新たな能力

ヴェルドラに依り代を与えた結果なのか新たな能力「暴風之王」またその権能である「食物連鎖」によって「無限牢獄」が「誓約之王」へと変化します。

そしてリムルの仲間たちにヴェルドラを紹介します。リムルとの関係を「友達だ!!(ドン!!)」とワンピースさながらに自己紹介します。

一方、クレイマンは

その頃クレイマンは自身の魔王覚醒が失敗したことを悔やんでいました。がミリムがユーラザニアを滅ぼしたことをフレイから報告を受けます。

ミリムの力があれば他の魔王を恐れる必要もないと考え魔王レオンを始末しようと考えていました。その前に西方聖教会を消そうと企てます。その西方聖教会にはラプラスが潜入していました。

西方聖教会は魔物の殲滅を掲げるルミナスの教義を掲げているのにもかからわずそこには吸血鬼族がいました。そしてラプラスはその吸血鬼族の力によって消し飛んでしまいます。

死んだかに思われたラプラスだったが

吸血鬼族に消されたかに思われたラプラスですが生きていました。そしてイングラシアを訪れます。そこで待っていたのはユウキ・カグラザカでした。

またそこには元魔王のカザリームもいました。ユキ・カグラザカは表向きは自由組合総帥として活動していますが中庸道化連合のボスだったのです。

そして3人は西方聖教会になぜ吸血鬼族がいたのかについて話し合います。カザリームは西方聖教会にいた吸血鬼族は魔王ヴァレンタインであることを告げます。

ちなみに西方聖教会といえばヒナタが所属しているところで魔物と絶対相容れないヒナタが所属する場所になぜそんな魔王がいるのかという謎が残りました。

また3人はリムルについても話し合います。ちなみにファムルス王国がテンペストへ戦争をしかけることになったのもユウキ・カグラザカの暗躍によるものでした。

リムルは今回2万人もの人間を屠ったことで西方聖教会から目につけられることは都合がいいと考えます。西方聖教会に魔王ヴァレンタインがいることで迂闊なことができないと考えるユウキでしたがラプラスがクレイマン、ミリム、フレイの連盟で魔王達の宴(ワルプルギス)を開き魔王をおびき寄せることを提案したのでした。

ファムルス王国の王が目を覚ます

場面は変わってテンペストでは先の戦争で仕掛けてきたファルムスの王が牢獄で目を覚まします。シオンが捕虜として捉えられた王の尋問をすることを伝えます。シオンはリムルが人間を好きであること、しかしそのリムルに多くの人間を殺させたことに怒り苛烈な尋問をします。

その後ファルムス王の前を通り掛かるリムル。王はリムルとは知らず主に釈明をさせてほしいと願い出ます。しかしリムルは「俺の声をもう忘れたのか?」とあのときつけていた仮面をつけて見せます。そしてファムルス王国の国民がこれから苦労すると告げ「これは俺とあんたが背負っていく業だ」と伝えその場の去るのでした。

ソウエイからクレイマンの報告を受ける

リムルはクレイマンがミリムの領地に軍を動かしていることをソウエイから報告を受けます。と、そのときフェーズがテンペストとの安全保障条約に従い対ファムルス軍として訪れました。

もちろん時すでに遅しではあったのですが使者が行き違いになってしまったそうです。そこにガゼル・ドワルゴも訪れます。ガゼルはリムルが魔王となったことを知ってましたがフューズはそのことを知らず狼狽えます。

リムルはファムルス軍を生贄にしたことを話そうとするがガゼルはあくまでファムルス軍は行方不明になっていると押し通そうとします。万の軍勢を滅ぼせる存在は非常に危険視されるためそれを有耶無耶にするために2万の軍が虐殺されたことを隠蔽しようとしたのでした。

フューズも生贄の話は聞かなかったことにしたのでした。

とそこにエレンの父親である魔導王朝アリオンの大公爵エランド・グリムワルトも訪れます。自分の愛娘を誑かされたと思い、いきなりリムルに魔法を仕掛けようとするのですがエレンに止められます。まあそれはちょっとした冗談だったのですがリムルがどんな人物かを見定めようとして訪れたのでした。

またその場にヴェルドラも登場してその場にいるみんなが慌てるのでありました。

会議ではやはり西方聖教会が議題に

集まった面々で会議をすることになりました。2年前の暴風竜の消失の原因が判明したりりリムルという魔王の出現などで西方聖教会が黙っていないだろうとガゼルは語ります。

リムルはガゼルに西方聖教会と事を構えることになったらどちらにつくと質問しますがその答えはテンペストにつくとのことでした。エランドは2万の死者を出したことで西方聖教会から神敵と認定されると西側の諸国が敵に回ることを告げます。

当面は死体なども見つかっていないので事実を隠蔽する方向で話は決まります。2万人の死はヴェルドラが原因とすることをガゼルが提案しヴェルドラもそれを快く承諾、捕虜となった王には賠償を行わせてそれをきっかけにファムルス王国内に内戦を起こさせることにします。

そうしてファムルス王国を一度滅ぼしてヨウムを新たな王として据えることにします。ちなみにフューズのいるブルムンドは王の意向でテンペストの味方になることを決めていました。またサリオンもテンペストと国交を結ぶことを決めました。

場面は代わり

ある王の元にリムルが王を名乗ったことが伝わります。またそれを理由として魔王達の宴(ワルプルギス)がクレイマンにより発議された報告を受けたのでした。

以上が16巻の内容となります。

続く17巻は未定ではありますが2021年04月17日頃と思われます。

16巻は敵側と味方側の会議が中心という感じでしたね。そして敵陣営にはあのユウキ・カグラザカが登場するという驚きが!WEB版は過去に読んでたのですがこんなストーリだった?とあとで読み返したくなりました。

ひまり

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