※ネタバレありなので閲覧注意してください。
らーめん再遊記2巻のネタバレ
第9杯
芹沢は汐見に社長の座を譲る。社長を引き継いだ汐見に芹沢は創業時の「淡口ラーメン」を食べさせるのであった。
第10杯
芹沢は繁盛ラーメンチェーン店ベジシャキ豚麺堂でバイトをしていた。店長の鹿内は店のアルバイトとの間に確執を抱えていた。
第11杯
芹沢は飲んだ帰りにたまたま見かけた麺房かのうでラーメンを食べる。牡蠣の煮干しを使ったラーメンであった。後日芹沢がバイト先に有栖が訪れる。
第12杯
ベジシャキ豚麺堂の店長鹿内はまたバイトと揉めていた。バイト達は以前店長であった加納を慕っていたのだ。芹沢の住む部屋に同じマンションに住みベジシャキ豚麺堂で働くバイトの南が訪れる。そこで鹿内と前店長の加納との確執について話を聞くことになる。
第13杯
芹沢は有栖と会う。そこで芹沢は「万人の形式」のラーメンについて語る。ラーメンチェーン店で働く理由がそれであった。後日バイト中芹沢はあることに気付く。帰りに芹沢は鹿内に飲みに誘われる。芹沢にきつく当たっていたことに鹿内から謝られるのであった。
第14杯
鹿内と飲んでいるところに前店長であり麺房かのうの店主加納とその恋人である南達と鉢合わせになる。4人で飲むことになるが芹沢は犬猿の仲である鹿内と加納の間に油に火を注ぐ。二人の間には誤解もあったようだが鹿内は加納に麺房かのうは閑古鳥が鳴いていると余計な言葉を言ってしまう。
第15杯
鹿内はメニューコンテストで試作品の試食をお願いする。また南からは加納の新作ラーメンを食べてほしいとお願いされる。鹿内の用意した試作ラーメンは激マズだった。加納の用意した新作ラーメンは美味しいものだった。しかし芹沢は加納のラーメンには呪いがかかっていると言う。
第16杯
芹沢は加納の抱える問題点、麺房かのうの抱える問題点を伝えた。加納は店の建て直しを芹沢にお願いし芹沢は了承した。芹沢は後日麺房かのうにベジシャキ豚麺堂の社長朝田を連れてきた。芹沢はバイトするにあたり社長の朝田に話を通していたのだ。豚麺堂で開催するメニューコンテストで加納と鹿内に牡蠣を使ったラーメンをテーマに対決するよう伝えるのだった。
第17杯
豚麺堂のメニューコンテストが始まった。鹿内の作ったラーメンは94点の高得点を出す。芹沢は加納に鹿内の武器について語る。その鹿内を加納は褒めた。そして俺も負けないと加納はラーメンを作る。そんな展開に芹沢は「なんか、つまらんな」とつぶやく。
芹沢がいちいち人間関係に油に火を注ぐのが好き
1巻では丸くなった芹沢が描かれていましたが2巻はこれが芹沢だよなって感じでとても良かった。お話的には丸く収まりそうですが芹沢の最後の一言に一波乱ありそうです。
またてんでダメそうな鹿内でしたが自分のできる範囲でいろいろな努力をしていて明らかに自分よりラーメン作りの才能がある加納よりもお店の売上をあげていたという話は個人的にはすごく好きでした。
ラーメンに限らずですが味はまあ普通だけど細かいサービスが行き届いている店ってわりと通いやすいですよね。逆にすごく美味しい店でも店員さんの態度があまりよくなかったり清掃が行き届いてないとかあると足がどうしても遠のきます。
ラーメンの話なのにデモクラシーとか話に発展するのはやっぱり芹沢はぶっ飛んでるなぁと感じましたがそういうのも含めてこの漫画は最高に面白いです。
宇宙猫ならぬ宇宙ハゲになってましたし。
グルメ漫画としても楽しめるしちょっとしたビジネス書って感じもするし人情物としても楽しめる良い漫画だと思います。
ちなみにベジシャキ豚麺堂ってどこのお店がモデルなのかわかりませんけどメニュー的に野郎ラーメンとかみたいな感じなのかなと思うのですが元ネタのラーメン屋さん知ってる人は教えて欲しいです。
ひまり
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