※ネタバレ注意です
チェンソーマン10巻のあらすじ
第80話「犬の気持ち」
早川アキが死んだ。デンジが殺したのだ。その事実に押しつぶされそうになるデンジの前にマキマが現れる。マキマの自宅に誘われるとそこは天国だった。
第81話「おてて」
デンジはマキマの犬になった。そしてマキマはパワーを殺した。
第82話「朝食はしっかり」
マキマは笑う。マキマはデンジに家族を与え、幸せを与えすべてを破壊した。デンジには過去に葬った記憶があった。
第83話「死・復活・チェンソー」
岸辺はマキマを襲撃。地獄の悪魔を呼び出すもチェンソーマンにより瞬殺。
第84話「地獄のヒーロー」
マキマはチェンソーマンのファンであることを公言。そしてチェンソーマンの能力を話す。そしてその力によってよりよい世界を作りたいと岸辺に語る。
第85話「超跳腸・胃胃肝血」
ファミリーバーガーでバイトをするコベニ。パワハラに遭うコベニは助けを求めそこにチェンソーマンが現れる。店員は惨殺されコベニは何度もハンバーガーをぶち撒ける。
第86話「デートチェンソー」
チェンソーマンとコベニはデートをする。そしてマキマとチェンソーマンが遂に対峙する。
第87話「チェンソーマンVS恐怖の武器人間」
チェンソーマンは目の前の敵を一掃しマキマは「勝てる気がしない」とつぶやく。
第88話「スターチェンソー」
マキマによってチェンソーマンは大気圏外に飛ばされるも瞬時に瞬時に地球に戻りマキマ達全員をバラバラに刻む。
過去に出てきたデンジの扉
38話や53話に出てきたデンジが見る夢の中に出てくる扉。10巻ではその扉の奥にあったものが明らかとなります。その扉とマキマさんの自宅、パワーがデンジの誕生日ケーキを持って立っているその扉とリンクするのはすごく好きな演出でした。
9巻はかなり心がガリガリと削られる内容でしたが10巻も同じくらいの衝撃的な展開でした。シリアスとギャグの高低差がありすぎる展開で私は本誌で見ててもやばいと感じましたが単行本で通して読んでも本当にいい意味でやばいです…。
マキマさんの目的
マキマさんは自分の行動とその目的をこの10巻で話すのですが個人的にはマキマさんの言ってることってなんだか本心では内容にも感じるんですよね。
マキマさんはそもそも人間ではなく「支配の悪魔」とても人の世の中をよくしようなんて崇高な考えは持ってないように感じますしどちらかというとその目的というのが日本内閣総理大臣との契約内容の一部なのではないかとすら感じます。
ただチェンソーマンのファンであるという部分に関しては非常に真実味を感じます。
特に説明もなくこれまで出てきた敵が復活しますが
マキマさんはすでに死んでいる者も支配し銃の悪魔と対しましたから特に説明はないのですが死んだ人間も支配はできるのでしょう。今回これまで出てきた的が当たり前のようにマキマさん側として登場します。
ただチェンソーマンとなったデンジに即瞬殺されるのですがいわゆるマキマさんが言っている目的のためにこいつらを呼び出したんでしょうか?
チェンソーマンのその能力は食べた相手の存在そのものを消すというもの。
チェンソーマンの世界観は現実世界とは異なる時代の進み方をしてるのはこれまでのストーリーからもわかるのですがチェンソーマンの世界では
ナチス、第二次世界大戦、核兵器等が存在しません。その名前を冠する悪魔がすでにチェンソーマンによって食べられたからです。
マキマさんが語る消えた存在の中には実際には存在しない名称も語られます。
租唖、アーノロン症候群、比尾山大噴火
これらも核兵器等と同等に語られるのですがこの言葉はネットで検索しても出てきません。つまり読者も忘れているのだというような感覚になるギミックが含まれています。
意図されたものかはわかりませんがとても好きなギミックです。
そしてより良い世界を作るために危険な悪魔を復活させてチェンソーマンに食べさせようとしてるように感じました。まあ推測でしかありませんが。
いろいろ暗喩はあると思いますが…
マキマさんの自宅にポール・ギュスターヴ・ドレの『失楽園』が飾られていたり天使の名前を冠する人物がいたりするので神話や聖書になぞらえているのではという考察する人もいたりします。
ただ私はちょっとそちらの内容に明るくないのでTwitterや他のブログもチェックしてみるといろいろ考察されていて面白いですよ。
そういう深い考察もできるのがチェンソーマンの面白いところですしざっくり読んでも展開が早くて読者の精神を揺さぶってくる内容なので個人的にはすごく好きです。
10巻のMVPは間違いなくコベニちゃんでしょう。ファミリー!
本誌はすでに完結していて2部がジャンププラスで始まるそうです。内容は「学園編」とのこと。
アニメ化も決定してるので本当に楽しみです!
ひなこ
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